3年課程のカリキュラムについて

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日勤常勤看護師になるために-3年課程のカリキュラム

看護師になるための方法、学校の種類はいくつかありますが、多いパターンが「3年課程」です。3年課程をとっているのは、看護専門学校や短期大学になります。学校によってカリキュラムや履修の順番に違いはありますが、ここでは一般的な看護専門学校のパターンについてみていきましょう。
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まず1年次には基礎的なことを学ぶ内容、しかも講義形式の座学が多いです。科目でいえば「基礎科目」「専門基礎科目」「専門科目」という看護学校基本科目の講義の部分について履修することになります。

次に2年次になると、少し専門的な内容が増えてきます。「専門科目」という看護師ならではの科目に重点が置かれることになるのです。さらに「臨地実習」といって、実習が入って行きます。これまで講義で習ったことを、実際に体験することがメインです。いきなり医療機関などで実習するのではなく、学校内で練習することになります。

学生同士、看護師と患者の役割を交代しながら実際の現場で起こりうることを想定して実習に臨みます。はじめは移動や食事、着替えの介助、ベッドメイクなどからです。こうして現場の基礎を学び、本格的な「臨地実習」に移行します。

3年次は「臨地実習」がほとんどです。2年間で身に付けた知識や技術を元に、医療機関で学びます。実際の現場の空気や仕事を知り、肌で感じることができる実習は貴重な体験になることは間違いありません。もちろんはじめは戸惑うこともありますし、なれない現場に心身ともに疲労してしまうこともあるでしょう。しかし今活躍する看護師が通ってきた道であり、必ず役立ちます。

3年課程を導入している専門学校は全国に多数あり、経営母体もさまざまです。公立の看護学校、国立・私立問わず病院の付属看護学校、厚生連の看護学校などがあります。通学や金銭の面もありますが、カリキュラムやその後の進路にも影響するので、学校選びはしっかりと行いたいですね。短期大学についても公立や私立のものなどがあります。

4年課程のカリキュラム

看護師になるために、これまでは3年課程の看護専門学校に通う人が大多数を占めていました。実際、現場で働いている看護師の4割は看護専門学校出身と言われています。

一方で、近年増えてきているのが4年課程を経て看護師になる人です。4年課程とはつまり大学に進学することになるのですが、大学で学ぶメリットとして看護の勉強だけでなく一般教養や他の専門知識を学べるということがあります。

また大学のカリキュラムの充実により、看護師だけでなく、保健師の国家試験受験資格も得られることが人気の理由です。3年課程の場合は看護師の国家試験受験資格しか得られず、保健師の受験資格がほしい場合はまた学校に入りなおさなければなりません。しかし大学で学べは両方の受験資格が得られるのです。

看護師の資格に加えて保健師の資格を持つことで、地方自治体の保健師をはじめとして仕事の選択肢が広がります。今では全国120以上の大学にそうした学部、課程がつくられています。また大学を卒業することで、「看護学修士」や「看護学博士」への道も広画恵うのです。

4年課程のカリキュラムでは、まず1年次は一般教養と看護学の基礎的な科目を履修します。大学によっては1年次から実習科目をカリキュラムに含めるところもあるようですが、講義形式のものが多いです。2年次になると、基礎的な実習科目の履修もしなければなりません。加えて、より専門的な看護学の講義も履修します。

3年次になると2年次よりもさらに掘り下げられた実習が行われます。講義よりも、実習に重点が置かれるようになるでしょう。4年次は看護学をより深め、専門分野やゼミ、卒業論文の作成がメインとなります。養護教諭など教員免許の取得を目指している場合は、教育実習も行わなければなりません。

卒業に必要な単位を修得して晴れて卒業となるわけですが、あくまでもここで得られるのは看護師国家試験の“受験資格”です。国家試験に合格するために、こうした日々の大学生活のほかに国家試験対策を行うようにしましょう。